T09 AIが生成する不採択コメントを用いた研究指導
使用したシステム(Slack Bot)を「WISS2022-参加者用Slack」に追加しています
概要
本稿では,AIの文章生成言語モデルによって論文の概要から「不採択コメント」を生成し,それに学生と教員が一緒に向き合うことによる研究指導を提案する.実装したシステムはSlack Botであり,文末に「なーんてな」といった言葉を追加することによって表現の威圧感を緩和して,実際に学生が読んだときの精神的なダメージを低減する.動作テストでは,10の不採択コメントで役に立ったと思える点があるものは7つで,中には新しいアイデアまで提供するものがあった.これを実際に当研究室での研究指導に活用する計画である. 参加者メモ・コメント
自動化や効率化は目的ではない
あれーGPT-3そのまま?yuiseki.icon ファインチューニングや転移学習していない?
なんにもしてないです!GPT-3をほんとうにそのまま使っています大友千宙.icon
なんと……yuiseki.icon
「以下の文章の質疑応答を教えてください」のような呪文を加えてたりしますか?
Generate rejection peer review for the paper with the abstract cited below.と言ってその下に論文のアブストを付けているだけです大友千宙.icon
なるほど完全に理解しましたyuiseki.icon
DeepLがかませてある
これって何かいじってなくてできている!?
上述の通りいじってないです!大友千宙.icon
査読のメタ研究みたいな話になってきたYudai Nishiyama.icon
ChatGPTや今回のbot使っていて、指摘に対する心理的ハードルの低さは顕著ですね(超主観)
AIを共通の敵と認識させるなら却ってAIに厳しめのコメントさせるのはダメなんでしょうか
現状で十分厳しいコメントが生成されてる(学生の主観ですが)ので、わざわざ柔らかくしているのが現状です大友千宙.icon
人間じゃない,マジ大事くらもといたる.icon
AIの正しい使い方は,AIを叩いても誰も傷つかないことだと思うので.
「咎責嫌悪感」と定義しましたqurihara.icon なんて読むのかわからなかった…しょせきけんおかん?
きゅうせきけんお ←:おじぎ(男性):くらもといたる.icon
泣いた赤鬼理論だYudai Nishiyama.icon なんかもうちょっとちゃんとした名前があった気がする
上で定義されました
学生を傷つけない様に指摘コメント入れようとすると「〜〜が良いかも」が多くなって朝の占いコメントみたいになるShioMiyafuji.icon
逆に言うと朝の占いコメントって"""ある意味"""効果があるんですよねYudai Nishiyama.icon
生成される査読コメントが長い気がするのですが、概要・修正点の2段落構成で生成できないでしょうか。ryotakahashi0725.icon
今回はGPT-3を素のまま使っているので、ファインチューニングなりすれば出来そうです大友千宙.icon
「わるものロボット」のデザインを考えねば!ソノヤマタカスケ.icon
AIを敵にして学生と一緒に戦うという発想は素晴らしい.参考にしてみます.
論文の未来ビジョンを読みましたが、非常に素晴らしく、感動しました。
AIを人間関係のデザインに応用できる
論文執筆、なぜか最大の悩みが人間関係(主に査読者に媚びる作業)なのが非常にアレ narumi.icon
会社で失敗を報告したときにあらかじめどんなリアクションが返ってくるかを予測するAIとか実用できそう𥱋瀨洋平.icon
雑談ですがChatGPT,同じ質問でも時期で内容変わりますよね渡邊恵太.icon